世界大百科事典(旧版)内のホフマン,W.G.の言及
【産業構造】より
…その後S.S.クズネッツらによっても,同様な分析がなされている。 産業構造の分析を工業部門に絞って行ったものとして有名なものに,ドイツの経済学者ホフマンWalther G.Hoffmannの例がある。ホフマンは1931年,工業部門を消費財産業と投資財産業に分け,経済の発展につれて,ホフマン比率Hoffmann’s ratio(消費財産業の投資財産業に対する付加価値額および従業者数比率)が低下するというホフマンの法則を発表した。…
【ペティの法則】より
… この法則はとくに,第3次産業の定義が実質的な意味をもつものではなく,第1次および第2次産業に属さない産業のすべてを含むことになっているため,必ずしも明確な理論的意味をもつものではないことに注意する必要がある。 またホフマンWalther Hoffmannは製造工業を消費財産業と資本財産業に分類し,工業化の進展とともに資本財産業の消費財産業に対する比率が増大していくことを明らかにした。これを〈ホフマンの法則〉といい,また消費財産業と資本財産業の比率を〈ホフマン比率〉という。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」