世界大百科事典(旧版)内の《ホラズム王の財宝》の言及
【ジュルジャーニー】より
…イラン北東部のホラズム地方に興ったホラズム・シャー朝(1077‐1231)に仕えた。君主クトゥブ・アッディーンQuṭb al‐Dīn(在位1097‐1127)に献呈された主著《ホラズム王の財宝》は,ペルシア語で著された医学大典として名高い。45万語にのぼるこの大著は,10巻76部構成をとり,内容的にはイブン・シーナーの《医学典範》に依拠するところが多大であるが,精神療法の章などに独自の展開をみる。…
※「《ホラズム王の財宝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」