世界大百科事典(旧版)内のホール,R.L.の言及
【オックスフォード経済調査】より
…利子率や為替レートに関する調査のほか,産業組織に関しては,限界費用にもとづく利潤の最大化という行動のルールについて,はたしてそれが実証的に妥当するかについて,P.W.アンドルーズを中心として企業行動の実態調査が行われた。ここで一つ明らかとなったのは,ホールR.L.HallおよびヒッチCharles J.Hitchによって報告された,マーク・アップ率(目標収益率)を考慮した平均費用にもとづく価格設定基準であった。これは,伝統的な限界費用主義の考え方を否定するものとして,大きな論争を生んだ。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」