ボアスレー,S.(読み)ぼあすれー

世界大百科事典(旧版)内のボアスレー,S.の言及

【ドイツ美術】より

…彼自身はその後古典主義へ傾いていったが,ティークやワッケンローダーらロマン派の文学者が出るにおよんで,中世は生き生きとよみがえる。ボアスレーSulpiz Boisserée(1783‐1854)が偶然目にとめた一片の古絵画からドイツ中世の古絵画収集が始まり,今日見るアルテ・ピナコテークの基礎となったのは,よく知られている。19世紀初頭前後の絵画は,メングスやカルステンスらの古典主義よりも,オーバーベックやF.フォルのロマン主義によって彩られる。…

※「ボアスレー,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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