ボアリー,L.L.(読み)ぼありー

世界大百科事典(旧版)内のボアリー,L.L.の言及

【カリカチュア】より

…同時代のスペインでは政治・社会の旧弊を,あるいはナポレオン戦争をそれぞれ80枚組みの版画として,多面的に痛烈に風刺したゴヤが現れた。フランスではロココ的なデュビュクールLouis Philibert Dubucourt(1755‐1832),革命期にはJ.L.ダビッドも戯画を描き,人相学的なボアリーLouis Leopold Boilly(1761‐1845)の〈しかめ面〉のシリーズは評判をよんだ。 19世紀の印刷技術の躍進に伴ってジャーナリズムも発達し,もともと版画と関係の深かったカリカチュアも,新聞,雑誌などを舞台として広い影響を及ぼす。…

※「ボアリー,L.L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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