世界大百科事典(旧版)内のボイス・バロット,C.H.D.の言及
【ボイス・バロットの法則】より
…オランダの気象学・物理化学者ボイス・バロットChristoph Hendrik Diederik Buys‐Ballot(1817‐90)が1857年に提唱した法則で,風の吹いてくる方向を背にして立ったとき,左手前方の方向に低気圧(あらし)の中心があるというもの。海上において得られた経験則であるが,気圧傾度力,コリオリの力,大気と海面(地面)の間の摩擦力のつりあいから理論的にも理解できる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」