世界大百科事典(旧版)内のボッテシーニ,G.の言及
【コントラバス】より
…ただし比較的新しいものはバイオリン属のつくりが多くなった。弓の持ち方は,現在大別して,D.ドラゴネッティ(1763‐1846)の考えたビオルのような持ち方(ドイツ式)と,G.ボッテシーニ(1821‐89)の使っていたチェロのような持ち方(フランス式)の2種類があり,弓自体の形も少し異なる。奏法は立ったままか,いすに腰かけて演奏し,管弦楽などでは擦奏がおもに用いられるが,ピッチカート奏法もしばしば用いられ,ジャズではリズム楽器として基本的な位置をしめ,ピッチカート奏法で特色を発揮する。…
※「ボッテシーニ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」