世界大百科事典(旧版)内のボトランジュの言及
【アルデンヌ山地】より
…ベルギー南東部からルクセンブルク,フランス北部国境付近に広がる高原状の山地。平均的には標高350~500mで,北東部で650mを超え,リエージュ南東のボトランジュ山(694m)が最も高く,東方はドイツのアイフェル丘陵につづく。古期結晶岩類からなり,なん回かの準平原化をうけたのち,第三紀に隆起・変形をうけた高原で,ムーズ(マース)川とその支流によって深く刻まれている。…
【ベルギー】より
…ここは石灰質,片岩質の肥沃な土壌に恵まれている。その南がアルデンヌ山地でドイツのアイフェル丘陵から続く標高200m以上の高原のところどころに500m台の山がそびえ(最高は,リエージュ南東のボトランジュBotrange山で694m),ほとんどが美しい森林に覆われ,その間をムーズ川の支流の急流が台地を刻んでいるので,夏の行楽地として名高い。この高原を南に下ると,ベルギー領ロレーヌの丘陵にぶつかる。…
※「ボトランジュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」