世界大百科事典(旧版)内のボヘミア・ファルツ戦争の言及
【ビーラー・ホラの戦】より
…白山の戦とも呼ばれる。三十年戦争(1618‐48)の発端となったボヘミア・ファルツ戦争(1618‐20)時の決戦で戦火が全ヨーロッパ規模に拡大される原因となった。 異端迫害者としてプロテスタントに恐れられていたハプスブルク家のフェルディナント(のちに神聖ローマ皇帝フェルディナント2世)のボヘミア王就任(1617年7月)を否認したボヘミアのプロテスタント派貴族が,1618年5月,国王代理ら3名をプラハ城の窓から濠に突き落とすという事件を起こした。…
※「ボヘミア・ファルツ戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」