ボベー,O.I.(読み)ぼべー

世界大百科事典(旧版)内のボベー,O.I.の言及

【ボリショイ劇場】より

…その起源は1776年にさかのぼるが,それは貴族の邸宅を借りてオペラ,バレエ,ドラマを演じる小一座にすぎなかった。これがやがて帝室劇場の管轄下におかれ,1825年モスクワ中央の現在地にボベーOsip(Iosip) Ivanovich Bove(1784‐1834)の設計により新劇場が落成した。このとき〈大〉を意味する〈ボリショイ〉と名づけられた。…

【ロシア・ソビエト美術】より

…また,都市全体の美観を考慮した,壮大な建築アンサンブル形式も生まれた。モスクワでは,ボベーOsip Ivanovich Bove(1784‐1834),ジリャールディDementii Ivanovich Zhilyardi(Dzhilyardi)(1788‐1845)によって都市の再建が計られ,新古典主義様式による公共建造物の傑作が残された。19世紀後期は諸流派の亜流や折衷主義が盛行するなかで,中世ロシア建築様式へ回帰しようとする〈擬ロシア・ビザンティン様式〉が興った。…

※「ボベー,O.I.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android