ボラッサ,L.(読み)ぼらっさ

世界大百科事典(旧版)内のボラッサ,L.の言及

【国際ゴシック様式】より

…イタリアではロンバルディアのみならず,トスカナで活躍したジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ,L.モナコ,マソリーノ,サセッタなどの作品までこの様式の反映がみとめられる。スペインへもアビニョンを介して影響は及び,1400年前後にはボラッサLuis Borrassá(?‐1424)などの祭壇画や写本装飾に反映している。しかし,プラハを中心とするボヘミアではフス戦争,フランスではアザンクールの敗戦,ベリー公の死,ブルゴーニュ公のディジョンからブルージュへの遷都などを機に,1420年代から芸術的活動は急速に衰退する。…

※「ボラッサ,L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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