ボランドゥス,J.(読み)ぼらんどぅす

世界大百科事典(旧版)内のボランドゥス,J.の言及

【修道院】より

…われわれがキリシタン・バテレンと呼ぶ彼らの活動は東洋や日本の歴史にも深い刻印を残した。ベルギーのイエズス会士ボランドゥスJ.Bollandus(1596‐1665)が17世紀中期に始めた古文書編纂事業は,同じころパリのサン・ジェルマン・デ・プレ修道院を中心とするサン・モール修道会とその代表者マビヨンの古文書の収集と批判と並んで,史料批判の方法を確立して近代歴史学の基礎を築くという偉大な役割をも果たした。これも諸修族の学問研究熱の伝統を継承した結果であろう。…

※「ボランドゥス,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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