世界大百科事典(旧版)内のボリビアコカの言及
【コカ】より
…南アメリカでの栽培はペルー東部とボリビアに多く,アンデス山脈の標高1500~4000mの地域で,温暖多湿な谷が適地となっている。栽培系統にはいろいろあって,それらに別種としてジャワコカE.novogranatense (Morris) Hieron.,ペルーコカE.truxillense Rusby,ボリビアコカE.bolivianum Burckなどの名が与えられているが,多様な環境条件下に分化した同一種内の変種として区別されることが多い。 コカの葉を石灰にまぶしてかむ習慣は,アンデス山系インディアンでは2000年以上も前からあったらしい。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」