ボロシノフ,V.N.(読み)ぼろしのふ

世界大百科事典(旧版)内のボロシノフ,V.N.の言及

【バフチン】より

…1920年代に文筆活動を始める。バフチンの名で出た著作以外に,《フロイト主義》(1927)や《マルクス主義と言語哲学》(1929)をはじめとするV.N.ボロシノフ名義の一連の著作,《文学研究における形式的方法》(1928)といったP.N.メドベジェフ名義の著作も事実上バフチンのものであるとの説もある。その場合には,〈マルクス主義的記号学〉の主唱者でもあり,ロシア・フォルマリズムを内在的に批判した代表的文献の著者でもあったということになる。…

※「ボロシノフ,V.N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android