世界大百科事典(旧版)内のボロマラーチャーの言及
【アユタヤ朝】より
…ここに首都を定めて新王国を創始したラーマティボディ1世(在位1351‐69)の出自については諸説がある。王は北方の要衝ロッブリーに王子ラーメースエンを派遣し,また西方のスパンブリーには義兄ボロマラーチャー(パゴア)を封じて支配領域の統合をはかった。王の死後,ロッブリー,スパンブリーの間にアユタヤの覇権をめぐる抗争がおこり,結局スパンブリー勢力が勝利をおさめ,スパンナプーム王家が160年間アユタヤを支配した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」