《ボードレールのサディスム》(読み)ぼーどれーるのさでぃすむ

世界大百科事典(旧版)内の《ボードレールのサディスム》の言及

【ブラン】より

…エコール・ノルマル・シュペリウールを卒業後,ボードレールの自意識を犀利に分析した《ボードレール》(1939)によって新鋭批評家として注目を浴びたが,その後は講壇批評の道を歩み,ジャック・クレペに協力してボードレール作品の綿密周到な批判校訂版を編む。また《ボードレールのサディスムLe Sadisme de Baudelaire》(1948)では精神分析的方法をとりいれて新たな詩人像を描き出し,その後のボードレール再読の機運に貢献した。ほかに作家の意図と表現の関連を精密かつ重層的に分析した博士論文《スタンダールと小説の問題》(1954),《スタンダールと人格の問題》(1956),評論集《麦をふるう女》(1968)等がある。…

※「《ボードレールのサディスム》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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