世界大百科事典(旧版)内のボールダー峡谷事業法の言及
【水資源】より
… 本格的な水資源開発は河川上流部に巨大な多目的ダムを建設することから始まる。ダム建設は当初,水力発電を目的とするものであったが,アメリカで1928年〈ボールダー峡谷事業法Boulder Canyon Project Act〉以来,多目的ダムの建設が水資源開発の手段として一般化するようになった。この事業はコロラド川にフーバー・ダムを建設し,延長349kmものコロラド川水路を開削し,ロサンゼルスをはじめとする南カリフォルニア諸都市に最大毎秒42.48m3の水を供給する巨大なものであった。…
※「ボールダー峡谷事業法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」