世界大百科事典(旧版)内のボーローグ,N.E.の言及
【緑の革命】より
…言葉の内容自体も経験や研究がすすむにつれて広く深くなっている。 緑の革命の推進者の一人ボーローグNorman E.Borlaug(1914‐ )は,多収性のメキシコ短稈小麦を育成した功によって1970年ノーベル平和賞を受けている。日本の小麦〈農林10号〉がその片親となっていることでも有名なこのメキシコ短稈小麦は,1963年にロックフェラー,フォード両財団の援助でメキシコに開設された,国際トウモロコシ・コムギ改良センターCentro Internacional de Mejoramiento de Maiz Y Trigo(CIMMYT)で育成され,メキシコ,インド,パキスタンなどに急速に普及した。…
※「ボーローグ,N.E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」