《ポテル・パンチャリ》(読み)ぽてるぱんちゃり

世界大百科事典(旧版)内の《ポテル・パンチャリ》の言及

【レイ】より

…1947年にカルカッタで最初のシネクラブを組織したサタジット・レイは,ロバート・フラハティ,エイゼンシテインらの外国映画を上映し,そこから映画活動を始めた。広告代理店のアート・ディレクターをやっていた時代に挿画を描いたビブティブション・ボンドパッダエの自伝的小説《ポテル・パンチャリPather Panchali(道の物語)》の映画化を思い立ち,《河》(1950)の撮影でインドを訪れていたジャン・ルノアールにも励まされ,私財を投げ打ち,52年から55年までかかって完成させたのが《大地のうた》(ベンガル語の原題は小説と同じ《ポテル・パンチャリ》)である。ベンガル地方の小さな村に住む一家に訪れる運命を淡々としたタッチで描いたこの作品は,主人公の少年オプーの青年時代からおとなへの成長を追った続編《大河のうた》《大樹のうた》(1959)とつづき,〈オプー三部作〉をなす。…

※「《ポテル・パンチャリ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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