ポルツィヒ,W.(読み)ぽるつぃひ

世界大百科事典(旧版)内のポルツィヒ,W.の言及

【意味論】より

…この立場は語というものを完結した語彙体系の一単位と考える点で構造主義の影響下にあり,これまでの語彙に体系を認めない立場と異なっている。この立場をさらにすすめたのがL.ワイスゲルバーで,ポルツィヒWalter Porzig(1895‐1961)の立場もこれに近いが,ポルツィヒはもう一つの言語学的意味論の研究方法である連語collocationによる分析(後述)にも近づいている。 意味を分析するとき,客観的な手段で分析したいというのがこの分野の悲願であり,その結果考え出されたのが,ある語が出てくる環境を調べ,それによって語の意味を記述していこうとする立場である。…

※「ポルツィヒ,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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