世界大百科事典(旧版)内のポントス・エウクセイノスの言及
【黒海】より
…沿岸地域の大半は温和な気候に恵まれ,特に夏は晴天の日が続いて乾燥し,過ごしやすいため,ウクライナのヤルタ,ロシアのソチ,ルーマニアのコンスタンツァ,ママイア,ブルガリアのバルナ,ブルガスなど保養地が多い。 なお黒海は,古代ギリシアでポントス・エウクセイノスPontos Euxeinos,古代ペルシアでアフシャエナ,15世紀のトルコでカラデニスと呼ばれたが,古代ギリシアを除き〈黒い海〉の意である。【清水 潮】【渡辺 一夫】
[歴史]
ギリシア人は前8世紀ころより沿岸を縦横に航海し,タナイス,パンティカパイオン,ケルソネソスなど多くの植民都市を建設,交易を行った。…
※「ポントス・エウクセイノス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」