ポンペイウスの劇場(読み)ぽんぺいうすげきじょう

世界大百科事典(旧版)内のポンペイウスの劇場の言及

【ローマ】より

…イタリア半島の中央部,現在のイタリア,テベレ河畔に都市国家として興り,のち世界史上未曾有の大帝国を築いた古代国家。
[世界史的位置]
 歴史上に現れた多くの国家や帝国のなかで,ローマは特別の世界史的位置を占めている。それは,ローマについていわれてきた二つの諺,〈ローマは一日にして成らず〉と〈すべての道はローマに通ず〉が象徴的に表しているように,世界史上まれにみる長年月の間に大帝国を建設し,かつそれをこれまた比類のない長い年月の間維持発展させることができたという事実,またローマを中心に帝国各地に放射し辺境から人間や物資をローマに運んだローマの公道のように,これ以前の先進文明を吸収し,それを次代の諸世界へとそれぞれ伝えていったというもう一つの事実が,ローマの世界史的位置を端的に物語っている。…

※「ポンペイウスの劇場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android