ポンポニウス・ヒュラスのコロンバリウム(読み)ぽんぽにうすひゅらすのころんばりうむ

世界大百科事典(旧版)内のポンポニウス・ヒュラスのコロンバリウムの言及

【墓地】より

…東方では,ペトラの〈ファラオの宝庫〉(2世紀前期)に代表される岩窟墓が注目に値する。また,ローマのカエキリア・メテラの墓(前25ころ),アウグストゥスの廟(前28ころ),ハドリアヌスの廟(現サンタンジェロ城,135‐139)などのような巨大な円塔型墳墓が建てられたほか,ローマのポンポニウス・ヒュラスのコロンバリウム(1世紀)やパルミュラの塔状墳墓のように,墓室の周壁に多数の遺体を葬るロッカー・ルーム式の墓もつくった。初期キリスト教徒の墓地として知られるカタコンベは2世紀ごろからつくられた。…

※「ポンポニウス・ヒュラスのコロンバリウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android