世界大百科事典(旧版)内のポーリングの律則の言及
【結晶構造】より
…結晶中の原子の幾何学的な配列の様式を結晶構造という。分子も原子の集りによって幾何学的に構成され,分子構造をもつから,分子性結晶では,ある構造をもった分子が集まって,結晶構造という別の構造を幾何学的に構成していることになる。結晶の基本的な性質は,その結晶構造に依存している。したがって,結晶構造についての詳細な知識は結晶の物理的性質の研究に重要であるばかりでなく,必要とする物性をもった結晶を合成する指針ともなりうる。…
※「ポーリングの律則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」