マイクロ波乾燥機(読み)まいくろはかんそうき

世界大百科事典(旧版)内のマイクロ波乾燥機の言及

【乾燥】より


[その他の乾燥機]
 外周壁に加熱用ジャケットをもつ溝型,円筒型容器内に粒粉体材料を入れて回転翼で材料層をかくはんしながら周壁からの伝導加熱で乾燥する溝型かくはん乾燥機,内側から水蒸気加熱される回転円筒の外表面にペースト状材料を一定の厚さに付着させて伝導加熱乾燥し,乾燥物を連続的にナイフエッジでかき取るドラム乾燥機,連続シート状材料を多数配置された加熱回転円筒外周に順次巻き付けながら連続的に乾燥する多円筒乾燥機など被乾燥材料の形状,性質に応じて多くの形式の乾燥機が用いられる。なお,とくに加熱方式が上述のものと異なるものとして(遠)赤外線乾燥機とマイクロ波(高周波)乾燥機がある。前者は塗布膜,印刷インキ,塗料等の薄膜の乾燥,焼付けに用いられるもので,遠赤外線の放射加熱によって乾燥する形式のものである。…

※「マイクロ波乾燥機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む