世界大百科事典(旧版)内のマイナー・ハーモニカの言及
【ハーモニカ】より
…ほとんどが全音階を骨子としており,誤奏を避けやすくするために,吹いて鳴る音の穴と吸って鳴る音の穴をほぼ交互に配しているが,並び順は必ずしも音高の順を守っていない。吹いて鳴る音がドミソのものをメジャー・ハーモニカ,ラドミのものをマイナー・ハーモニカという。一方,日本の一般初等教育用ハーモニカは単音型で,指導の便のため,音配列を音階どおりに改めてあり,吹く音をドミソとした〈正常配列〉(全音階は7音なので,ラ・シと吸う音が続くことになる),〈吹く〉と〈吸う〉の交代で一貫した〈自然配列〉の両方式がある。…
※「マイナー・ハーモニカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」