《マイラズ・ジャーナル・オブ・ドレス・アンド・ファッション》(読み)まいらずじゃーなるおぶどれすあんどふぁっしょん

世界大百科事典(旧版)内の《マイラズ・ジャーナル・オブ・ドレス・アンド・ファッション》の言及

【雑誌】より

…《イングリッシュ・ウィミンズ・ドメスティック・マガジンEnglish Women’s Domestic Magazine(イギリス婦人の家庭雑誌)》が1852年にそれまでの定価1シリングを2ペンスに下げ,富裕層のたのしみよりも平凡な市民の家事に内容を絞って成功したことが,家事中心の雑誌を盛んにさせた。服装パターンや実用記事を盛った家庭雑誌が出版企業をなりたたせるようになったのは,《マイラズ・ジャーナル・オブ・ドレス・アンド・ファッションMyra’s Journal of Dress and Fashion(マイラの服飾ジャーナル)》(1875)と《ウェルドンズ・レディズ・ジャーナルWeldon’s Ladies’ Journal(ウェルドン婦人)》(1875)がはげしい競争を演じるなかにおいてであった。アメリカではファッション画を重視した《ゴーデーズGodey’s Lady Book》(1830)のあとを受けて,《ハーパーズ・バザーHarper’s Bazar》(1867年創刊,のち1929年にHarpar’s Bazaarとつづりを変更)が服装記事に重点を置いて成功した。…

※「《マイラズ・ジャーナル・オブ・ドレス・アンド・ファッション》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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