マウル,A.(読み)まうる

世界大百科事典(旧版)内のマウル,A.の言及

【宇宙飛行】より

…このほかにも,1895年ごろにペルーのリマで,ポーレットPedro Pauletが最初の液体ロケットの実験をしたといわれているが,これらの人々の間には直接の交流はなく,それぞれが独自に活動していたにすぎなかった。実質的にもっとも現在の宇宙飛行に貢献のあったのはドイツ人たちであり,すでに1904年ごろ,マウルAlfred Maulはカメラをロケットに取り付けてうち上げていた。とくに第1次世界大戦後は宇宙飛行を目標にした研究が盛んになり,23年にいたって,H.オーベルトは《惑星間空間へのロケット》という本を出して,この中で理論だけでなく,具体的な提案を行い,またみずから小型のロケット実験を開始した。…

※「マウル,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android