世界大百科事典(旧版)内のマグナスコープの言及
【つばさ】より
…この映画が公開される2ヵ月あまりまえにチャールズ・リンドバーグが大西洋無着陸横断単独飛行に成功し,航空熱が高まっていたことも手伝って興行的にも大成功し,その後《暁の偵察隊》(1930),《最後の偵察》(1931),《火の翼》(1932)などの〈航空映画〉が流行するさきがけともなった。アメリカのロードショーでは,上映時間2時間16分の約半分が映写機に補助レンズをつけて映像を拡大する〈マグナスコープMagnascope〉と呼ばれる拡大スクリーンに,そして空中シーンの一部は青と赤の二色法カラーで上映された。第1回アカデミー作品賞と技術効果賞を受賞している。…
※「マグナスコープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」