世界大百科事典(旧版)内のマグロ長縄釣の言及
【はえなわ(延縄)】より
…依然として盛んなのはマグロはえなわで,この漁業は江戸期の延享年間(1744‐48)に房総半島の布良(めら)村(現,館山市)で始まったとされている。これとは別にマグロ長縄釣という漁法があったが,これは樽に100尋(ひろ)ほどの糸をつけて流す型の漁法で,はえなわではない。現在,日本のマグロ類の漁獲量は年間30万tから40万tだが,この70%近くがはえなわによる漁獲である。…
※「マグロ長縄釣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」