マチュー,G.(読み)まちゅー

世界大百科事典(旧版)内のマチュー,G.の言及

【アクション・ペインティング】より

…もともと,床に大きな画布をしいて中に入り込み文字どおりアクションによって描くポロックに由来し,狭義では彼の絵画のみに限定して用いられる。広義ではさらにマザウェルRobert Motherwell(1915‐91),クラインFranz Kline(1910‐62),マチューGeorges Mathieu(1921‐ ),リオペルJean‐Paul Riopelle(1923‐ )らを含めていわれる。抽象表現主義【千葉 成夫】。…

【アンフォルメル】より

フォートリエボルスの戦中,戦争直後の作品が先駆的な作例であるが,前者は運動としてのアンフォルメルには批判的であり,後者は早世している。運動としてのアンフォルメルは,彼ら先駆者の仕事をふまえて,マチューGeorges Mathieu(1921‐ ),アルトゥングHans Hartung(1904‐89),カポグロッシGiuseppe Capogrossi(1900‐72),リオペルJean‐Paul Riopelle(1923‐ )らが展開した活動を指す。そして,タピエ(《別の芸術Un art autre》1952)やマチュー(《タシスムのかなたAu‐delà du Tachisme》1963)の著作も手伝って,たちまちヨーロッパ中にひろまり,50年代から60年代初頭にかけての抽象絵画そのものを意味するまでにいたった。…

※「マチュー,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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