マチョバ,M.(読み)まちょば

世界大百科事典(旧版)内のマチョバ,M.の言及

【アフリカ文学】より

…これと同じことがエーブラハムズPeter Abrahams(1919‐ ),ムファレレラ・グーマなど,アパルトヘイト下の酷薄な体験を描き,南アの現代文学を世界の檜舞台にのせた作家たちにも言える。南アでは,テンバCan Themba(1924‐69),ナカサNat Nakasa(1937‐65)ら自殺作家の系譜を経て,グワラMafika Gwala(1946‐ ),マチョバMtutuzeli Matshoba(1950‐ ),ムザマーネMbulelo Mzamane(1948‐ )らの都市プロレタリア文学ともいうべき作品群に抵抗と反逆の精神が受け継がれているが,これの素地をつくったのはソト語のモフォロThomas Mofolo(1875‐1948),コーサ語のムカーイSamuel Mqhayi(1875‐1945),ズールー語のドローモR.Dhlomo(1901‐ )ら南部バントゥー語作家たちであった。教会の検閲にもかかわらず,モフォロの《東方への旅人》(1906),《チャカ》(1925)などにはキリスト教批判,都会的価値の否定,アフリカ人の疎外感が埋め込まれている。…

※「マチョバ,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む