世界大百科事典(旧版)内のマニラコーパルの言及
【アガチス】より
…アガチスの樹脂は,マレーシア地域ではフタバガキ科樹木からの樹脂とともに,広く原地名でダマールの名で呼ばれ,燃料や塗料に利用される。この樹脂は別名マニラコーパルmanila copalとも呼ばれるので,アガチス属の樹木はコーパルノキともいわれる。【堀田 満】。…
【コーパル】より
…今は,ワニス塗料に使われる類似性状の天然樹脂が,産地名をつけてコーパルと呼ばれている。著名なものとして,上記のコンゴコーパルのほかに,カウリコーパルAgathis australis(ニュージーランド産),マニラコーパルA.alba(フィリピン産),ザンジバルコーパルTrachylobium verrucosum(東アフリカ産),ブラジルコーパルHymenaea courbaril(南米産)などがある。化石樹脂のほか,木のまたにたまったもの,木を傷つけてとったものもある。…
※「マニラコーパル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」