世界大百科事典(旧版)内のマルコス,I.の言及
【マルコス】より
…フィリピンの政治家。ルソン島北部,北イロコス州サラットの生れ。父親は同州選出の下院議員。1939年3月にフィリピン大学法学部を卒業。在学中から雄弁をもって知られ,また39年,弁護士資格試験に最高点で合格したことは有名である。太平洋戦争の開始とともに,バターン戦に将校として参加し,捕虜として〈死の行進〉を経験した。戦後はロハス大統領の経済担当補佐官として政界に進出,49年にリベラル党下院議員に当選し,以後3選ののち59年には上院議員に当選した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」