マレー,M.(読み)まれー

世界大百科事典(旧版)内のマレー,M.の言及

【ビオラ・ダ・ガンバ】より

…17世紀後半になると,トレブル,テノールなどは,すっかりバイオリンに席を譲ることになるが,バス・ガンバだけは広い音域,独特な音色など大きな表現力ゆえに,18世紀後半まで使われた。バロックを代表する大作曲家ブクステフーデ,J.S.バッハ,ヘンデル,テレマン,クープラン,また演奏家でもあるフランスのマレーMarin Marais(1656‐1728),フォルクレーAntoine Forqueray(1671ころ‐1745)とその息子Jean‐Baptiste Antoine F.(1699‐1782),オランダのシェンクJohannes Schenck(1660‐1712ころ)らが,他の楽器では代用できないガンバ固有の作品を多数残している(J.S.バッハの《3曲のガンバ・ソナタ》(BWV1027~29)《マタイ受難曲》,マレーの《リュリ氏の墓》ほか約600曲を含む5巻の《ビオル曲集》(1686‐1725など))。18世紀末,新しい音楽様式,音量と音の性格についての新しい社会的要求にしたがって,ガンバは忘れられた。…

※「マレー,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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