世界大百科事典(旧版)内のマンジューシャカの言及
【マンジュシャゲ(曼珠沙華)】より
…日本に野生するのは三倍体で,種子はできないから人間が持ち歩いたものである。【堀田 満】 曼珠(殊)沙華ということばはサンスクリットのマンジューシャカmañjūṣakaの音写で,如意花,檻花などとも漢訳されるが,このインドの植物は中国や日本の赤いヒガンバナではなく,白い花を咲かす類品と思われる。仏典では,曼殊沙華は曼陀羅華,摩訶(まか)曼陀羅華,摩訶曼殊沙華,蓮華とともに〈五天華(てんげ)〉の一つとされる。…
※「マンジューシャカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」