世界大百科事典(旧版)内のマンチン遺跡の言及
【ラ・テーヌ文化】より
…ヨーロッパの鉄器時代文化。前5世紀,先行するハルシュタット文化の系譜を継いで,現在のフランス東部からライン川中流域,ドイツ南部に至る地域で始まり,その後広くヨーロッパ中部,西部地域に広がって,前1世紀まで存続した。1857年,鉄製の武器や装身具など多量の遺物が発見された,スイスのヌシャテル湖北岸のラ・テーヌLa Tène遺跡によって命名された。ギリシア,ローマの古典時代作家の記録や,カエサルの《ガリア戦記》に登場するケルト人の残した文化とされている。…
※「マンチン遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」