マンツ,F.(読み)まんつ

世界大百科事典(旧版)内のマンツ,F.の言及

【再洗礼派】より

…(1)スイス兄弟団 スイスのチューリヒで行われたツウィングリの宗教改革の過程で出現した。指導者のK.グレーベル,マンツFelix Mantz(1480ころ‐1527)たちは最初はツウィングリの熱心な弟子であったが,市参事会とつねに協調しその支持なしには宗教改革を進めようとしないツウィングリに幻滅して彼と決別し,再洗礼派を形成した。この派の信条の表明がザトラーMichael Sattler(1490ころ‐1527)の起草になる〈シュライトハイム信仰告白〉で,宣誓,公職就任,兵役,暴力行使を拒否する徹底した平和主義と世俗社会からの決定的な分離とを特徴としている。…

※「マンツ,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android