世界大百科事典(旧版)内のミエンナムの言及
【コーチシナ】より
…またクアンナム(広南)朝をアンナン(安南)王国と区別してコーチシナ王国と呼んだこともある。現在のベトナムでは全く使われず,ナムボ(南部),ナムファン(南分),ナムキ(南圻),ミエンナムなどと呼ぶ。コーチシナは本来,マレー人がベトナムを指してクチKuchiと呼んだのを,1502年ポルトガル人がKuchim,Kuchinと借用し,これをインドのポルトガル植民市コーチンCochim,Cochinと区別するためにChinacochimとしたことによる。…
※「ミエンナム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」