世界大百科事典(旧版)内のミクシンスキ,J.の言及
【演算子法】より
…その後,ラプラス変換や超関数などによる裏づけがなされてしだいに体系を整えてきた。なかでも,1951年にポーランドのJ.ミクシンスキが《演算子法》(1963‐64邦訳)を著して明快で厳密な基礎づけを行った功績は大きく,以後,数学の一分野となった。 ミクシンスキの方法はラプラス変換を直接援用しないですむこと,超関数と基本的なところでつながっていることなどの特徴があり,今日のような発展の基礎となった。…
※「ミクシンスキ,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」