世界大百科事典(旧版)内のミステリーの女王の言及
【クリスティ】より
…1914年空軍大佐アーチボルド・クリスティと結婚,28年離婚,30年考古学者マックス・マロウアンと再婚したが,作品は死ぬまでアガサ・クリスティの名で書く。処女作《スタイルズ荘の怪事件》(1920)以来,多数の長編・短編小説,戯曲を発表,世界中の読者から愛され,〈ミステリーの女王〉という名で知られた。処女作以来,《アクロイド殺害事件》(1926)などの代表作では,ベルギー生れのエルキュール・ポアロ探偵が登場するが,イギリスの典型的な田舎の小村に住む老女,ミス・マープルがしろうと探偵として活躍する《牧師館の殺人》(1930)などの作品も人気がある。…
※「ミステリーの女王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」