世界大百科事典(旧版)内のミッチャーリヒ,E.A.の言及
【収穫逓減の法則】より
…このように,ある因子の効果が因子の量の増加に伴って漸次低下していくことをいう。 ミッチャーリヒE.A.Mitscherlichは1909年にこれを数式化して dy/dx=k(A-y)とした(yは収穫量,xは因子の量,Aは最大収穫量,kは効果の率を示す定数)。この式はある因子の増加分dxと収穫量の増加分dyの比dy/dxは,そのときの収穫量yと因子が十分にあるときの最大収穫量Aとの差に比例するということを示すもので,これからy=A(1-e-kx)という式が導かれ,yとxの関係はほぼ図に示すような曲線になる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」