世界大百科事典(旧版)内のミッデンドルフ,A.F.の言及
【シベリア探検】より
…カストレンはその結果に基づいて,シベリアにおけるサモエード,フィン・ウゴル,モンゴル,チュルク,ツングース・満州の諸言語が過去において互いに近い関係にあったこと,およびその原郷がアルタイ山脈,サヤン山地であったとの仮説を提出した。 1842‐45年にはミッデンドルフAleksandr Fyodorovich Middendorf(1815‐94)の探検が行われ,その成果として《シベリアの極北および東部の旅》(1848‐75)が刊行された。本書において,シベリアにおける永久凍土層の分布圏と規模が報告された。…
※「ミッデンドルフ,A.F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」