改訂新版 世界大百科事典 「ミノガメ」の意味・わかりやすい解説
ミノガメ
→イシガメ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
→イシガメ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…10月末から4月ごろまで水中の泥や落葉の中で冬眠する。なお,背甲に緑藻類が密生したものをミノガメ(蓑亀)と呼び,古くから吉兆として珍重される。ミナミイシガメM.mutica(イラスト)は吐噶喇(とから)列島の悪石島と八重山列島,台湾,中国中南部,インドシナ北部に分布している。…
…特殊な構造の甲をもつカメ目Testudinesに含まれる爬虫類の総称。カメ類は爬虫類仲間では形態,生態ともにユニークな存在で,一般にもなじみが深く,多くの種類が公園の池や家庭で飼育されている。体のつくりは,カメの祖先型の三畳紀中~後期に生息していたプロガノケリス類Proganochelys(サンジョウキガメ)から現在に至るまで,ほとんど変化が見られない。大半が水陸両生で一部が陸生および海生。大部分は甲長15~30cmくらいの小型で,約230種が極地を除く各大陸の熱帯,亜熱帯,温帯に広く分布する。…
※「ミノガメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」