世界大百科事典(旧版)内の《ミノトール》の言及
【デカルコマニー】より
…ドミンゲスOscar Dominguez(1906‐57)が1935年ころに初めて試みた手法で,〈対象不在のデカルコマニー〉と名付けられた。岩や花,水,雪,溶岩などを思わせるイメージがあらわれ,その後,多くのシュルレアリストたちによって使われ,機関誌《ミノトール》8号にその集大成が発表された。人格検査法のロールシャハ・テストでは,紙を二つ折りにして開き,対称的なイメージを作る点で少しちがうが,意識下の連想を刺激する面では似通っている。…
※「《ミノトール》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」