ミホエルス,S.M.(読み)みほえるす

世界大百科事典(旧版)内のミホエルス,S.M.の言及

【コスモポリタニズム批判】より

…スターリン時代末期における文化面でのスターリン的排外主義,反ユダヤ主義の一局面をなす。すでに前年に〈ユダヤ反ファッショ委員会〉が解散させられ,その議長で俳優のS.M.ミホエルスが秘密警察による殺害とみられる怪死をとげるなど,ソ連邦のユダヤ人にとっての暗黒期がはじまっていたが,この年1月28日の《プラウダ》紙上をはじめ,一連の刊行物で〈コスモポリタニズムとの闘争〉が呼びかけられた。〈祖国の地に根をもたぬコスモポリタン〉として攻撃を浴びたのはいずれもユダヤ系知識人であり,ペンネーム使用作家のユダヤ風の本名がことさらに強調された。…

※「ミホエルス,S.M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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