世界大百科事典(旧版)内のミヤマクマワラビの言及
【オシダ】より
… ヨーロッパにあるD.filix‐mas (L.) Schott(英名male fern)をオシダと呼ぶことが多いが,D.filix‐masはオクマワラビに似ており,両者は最も近縁とはいいがたい。オシダの近縁種にミヤマクマワラビD.polylepis (Fr.et Sav.) C.Chr.があり,オシダと同様の環境に生じるが,四国・九州に多く,本州では,中央構造線以南の表日本や北上山地の古生層地帯で,オシダよりも優勢する傾向がみられる。【光田 重幸】。…
※「ミヤマクマワラビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」