世界大百科事典(旧版)内のミュケナイ文字の言及
【線文字B】より
…エバンズにより名づけられたミノア文字(絵文字,線文字A・Bに大別)のうち,最も新しい書体で,前16~前12世紀にかけて使用された。ミュケナイ文字ともいわれ,おもに粘土板や壺に書かれたものが現存している。大部分はクノッソス,ピュロス,ミュケナイで発見されたが,ティリュンス,テーバイ,オルコメノス,エレウシスなどからもわずかながら出土している。…
※「ミュケナイ文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」