ミュテセッリム(読み)みゅてせっりむ

世界大百科事典(旧版)内のミュテセッリムの言及

【オスマン帝国】より

…中央では,デウシルメ制が消滅してムスリム出身の書記(カーティブ)層が台頭し,後半には行政の中心がトプカプ宮殿を離れて,大宰相府(バーブ・アーリーBāb‐ı Ālī,Sublime Porte)へ移行した。アナトリア,バルカン,歴史的シリアでは,ワーリー(vali,wālī,旧ベイレルベイ),ムタサッルフ(mutasarrıf,旧サンジャクベイ)が影響力を喪失して代官(ミュテセッリムmütesellim)が地方行政を牛耳り,また,ティマール制は,制度としては存在したが実質を失い,徴税機構は,ミュルテジムmültezimとよばれる請負人による徴税請負制(イルティザーム)に代わった。代官はふつう,当該地域の最大のミュルテジムであった。…

※「ミュテセッリム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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