ミルフィオリ・グラス(読み)みるふぃおりぐらす

世界大百科事典(旧版)内のミルフィオリ・グラスの言及

【ガラス工芸】より

…しかし異民族の侵入で新王国が滅ぼされ,前9世紀から約200年ほどガラス工芸は空白の時代を過ごした後に,前6世紀初めより再興して前1世紀まで古来の伝統を温存した。とりわけ前3世紀ころよりミルフィオリ・グラス(千の花のガラスの意)と呼ばれる華麗な総花柄文様のモザイク・ガラス器や細密な人物・動物・植物・幾何学文様を断面に作りだしたモザイク装飾板などがアレクサンドリアを中心に生産され,ガラス工芸最大の中心地となっていった。
[ローマ・ガラス]
 その後ローマ帝国が出現して,アフリカ北岸地帯から地中海東岸地帯はその属領に入り,アレクサンドリアからシリア海岸一帯がガラス工芸の中心地となった。…

※「ミルフィオリ・グラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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